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ローカルネットワークとは?仕組みやメリット・デメリットも解説!

ローカルネットワークとは、どのような内容なのかご存じでしょうか?
家庭内や職場内のネットワークを指します。
ローカルネットワークで環境をよくしたいと検討中の方も多いでしょう。
中には構築方法が難しそうで、なかなか取り入れられない方もいるようです。

そこで今回は、ローカルネットワークの概要や仕組みについて解説します。
メリットやデメリット、無線LAN・有線LANについても紹介しているので参考にしてください。

ローカルネットワークとは?仕組みやメリット・デメリットも解説!

ローカルネットワークとは?

ローカルネットワークとは、家庭内や会社内など同じエリアでのみ接続を行うネットワークです。
略称として「LAN」と呼ばれています。
家庭内LANなら家庭内で、社内LANなら会社内でのみ使えるのです。

LANの仕組み|ルーターでインターネットと接続

多くのLANは、集中ポイントのルーターを介してインターネットに接続します。
家庭内LANの場合は、ルーターは1つだけを利用するケースがほとんどです。
一方、会社内をはじめ大きなスペースでのLAN使用は、ネットワークスイッチを使用してパケット通信を開始します。

サーバーやパソコンをはじめ、プリンター、Iotデバイスにゲーム機など、さまざまなデバイスがLANに接続できます。

LANの検索や接続方法

LANを使用すれば、自宅や職場などの特定のエリア内で複数のデバイスが接続可能になります。「同じルーターにつながっている」「同じWi-Fiにつながっている」といわれるのはそのためです。

接続されたデバイスは互いに「ほかにつながっているデバイスを検索する」、「ほかの接続デバイスに接続する」などが可能です。
しかし、セキュリティ面を考慮すれば、闇雲に許可するのはリスクがともないます。不要な場合は、許可しない方がよいでしょう。

LANを確認する方法|わからないときは許可しない

Windowsで有線LANを確認する手順は以下の通りです。

1. スタート
2. 設定
3. ネットワークとインターネット
4. 画面の左側の「状態」をクリック
5. ネットワークの詳細設定のアダプターから「オプションを変更する」をクリック
6. ネットワーク接続が表示されると確認可能。

無線LANの場合

1. スタート
2. 設定
3. ネットワークとインターネット
4. 画面左側の状態をクリック
5. ネットワークの詳細設定のダプターから「オプションを変更する」をクリック
6. ネットワーク接続が表示されるので、Wi-Fiが表示されているのを確認する

iPhoneの場合

1. 設定
2. Wi-Fiの順に画面を表示させれば、無線LANの確認が可能

Androidの場合

1. 設定
2. 接続
3. Wi-Fi

機種にもよりますが、上記の順に画面を表示させれば、無線LANの接続確認が可能な機種が多いです。

LANの権限を変更する手順 | 重要なのは「むやみにオンしない」

iPhoneでのローカルネットワークへの権限を変更する手順は以下の通りです。

1. 設定
2. プライバシー
3. ローカルネットワーク

ローカルネットワークよりアプリごとにオンとオフを切り替えられます。

Androidの場合

1. 設定
2. アプリ
3. 変更するアプリをタップ
4. 権限
5. 許可または許可しない。

よくわからない場合は、むやみにオンにしません。一旦オフを選択し、電源が切れたのを確認してから、オンにすればよいでしょう。

LANとほかのインターネットとの関係性

家庭内LANや社内LANには、外部ネットワークと内部ネットワークをつなぐための機器「ルーター」が設置され、各コンピューターはルーターと接続しています。
家庭内や社内で構成されているネットワークがLANそしてこのLANから見て、外部のネットワークがワイドエリアネットワーク、つまりインターネットです。

LANは社内や家庭内で構築された一定範囲のネットワークであり、インターネットはLANとLANをつないで構成された広範囲にわたるネットワークです。

LANを構築するメリット・デメリット

インターネットに直接接続されたパソコンは、インターネットを通じて外部から直接アクセス可能です。さまざまな攻撃の対象になる可能性があります。
LAN内のコンピューターへのアクセスは不可能なので、コンピューターを外部の危険から回避可能です。

一方、ネットワークの設定やIPアドレスの確認など環境設定を行う際、WindowsとMacでは設定方法が異なります。
WindowsかMac、どちらか一方の使用であれば問題ありませんが、デバイスによってOSが異なる場合は要注意です。

ローカルネットワークとは?構築前に理解しておきたい有線・無線の特徴

LANは、会社内や家庭内を広範囲で接続します。
このLANには、有線と無線の2種類があります。
有線LANと無線LANの特徴や違い、メリット・デメリットなどを見ていきましょう。

有線LANの特徴|LANケーブルで接続

有線LANは、LANケーブルを用いてデバイス同士をつなぎます。
電波干渉や障害物の影響を受けにくく、安定的な通信が特徴です。
無線LANに比べて通信速度が速いので、大容量のファイルの送受信に対応できるのが大きなメリットといえます。

接続するパソコンの数だけLANケーブルが必要なので、配線が煩わしくなるのはデメリットです。

無線LANの特徴|電波で無線接続

無線LANは、LANケーブルは不要です。
電波が届いている範囲内なら、場所を選ばず通信できます。
LANの接続ポートがないタブレットやスマートフォンでも利用できるメリットがあります。

有線LANと比較すると、不正侵入などのセキュリティ面のリスクが高いです。環境によって通信速度が不安定になる可能性があります。

まとめ

社内LANの構築で、業務効率がアップするのは間違いないでしょう。
ご家庭でLANを構築すれば、スマートフォンやタブレット、ゲーム機なども楽しめます。
一方で情報を盗み見られたり、Wi-Fiを乗っ取られたりする危険性があります。
LAN導入前、導入後ともにセキュリティ面を十分に考慮しましょう。

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