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LANケーブルの寿命とは!?劣化の原因や通信速度との関係性を解説!

LANケーブルは、いくつものメーカーが材質や構造が異なる商品を販売しており、規格もさまざま。寿命や買い替え時に迷ってしまうこともあります。

ここではLANケーブルの寿命や劣化の原因、通信速度が遅くなることと関係するのかを解説します。

LANケーブルの寿命とは!?劣化の原因や通信速度との関係性を解説!

LANケーブルの寿命目安は18年

LANケーブルやメーカーや商品によって材質や構造、規格が異なります。
環境や使い方によって寿命も変わるため、見極めなければなりません。

ただし、LANケーブルの寿命の目安として「法定耐用年数」があります。

法定耐用年数とは、財務省が定めた各資産の耐用年数です。どれほどの使用に耐えられるのかという目安で、簿記上の減価償却の参考になります。
LANケーブルはツイストペアケーブルに分類され、法定耐用年数は18年。
事故やトラブルもなく大切に使えば、18年ほどは使えるPC周辺機器といえるのです。

社団法人・日本電線工業会によれば、屋内で使う低圧ケーブルは20~30年ほど使えるとも。
技術開発が進んでいるため、実質的なLANケーブルの寿命は法定耐用年数を超えているのが現状です。

LANケーブルが劣化する3つの原因

法定耐用年数では18年とされるLANケーブルですが、整った環境下で大切に扱うことが前提と言えるでしょう。

ここでは、LANケーブルが劣化する原因を紹介します。LANケーブルを長持ちさせたい、LANケーブルの買い替え時に悩んでいる人は参考にしてみてください。

ケーブルやコネクタの破損

LANケーブルのは、コネクタの爪が折れる、内部で断線するといった可能性があります。
何度も抜き差しする、強引に引っ張る、強い力で捻じ曲げるなどの扱いをすれば、物理的負荷により破損リスクが高まります。
差し替えや配置ルートを変える時は、コネクタの破損やケーブル内での断線が起きないよう丁寧に扱いましょう。

直射日光・紫外線による影響

LANケーブルの中には、紫外線による劣化で寿命が早まるものがあります。屋外用であれば対候性を高めてありますが、「屋外用」といった表記がなければ注意が必要です。
素材によっては、紫外線で色が薄くなったり高温や湿気で不具合が起こったりするかもしれません。
自宅の部屋で屋内用のLANケーブルを使う場合も、直射日光が当たらない場所に配線しましょう。

水濡れ

水濡れや油分の付着も、LANケーブルの劣化を早める原因です。
窓の閉め忘れで雨が吹き込む、飲み物をこぼすなどコネクタ部分が濡れると腐食が早まります。
最悪の場合はショートを引き起こし、PCの破損や火災の原因にもなりかねません。

コネクタのそばに水分や油分を置かないことが大切です。
屋外用LANケーブルは耐水性や耐久性が高いものもありますが、できるだけ水分の影響を受けないよう工夫しましょう。

LANケーブルの劣化と通信速度が遅くなるのは関係がある

ネットワークの発達とともに「通信速度の速さ」が重視されるようになりました。
自宅でも外でも、快適にネット回線を利用できることに価値があるといっても過言ではないでしょう。
通信速度が遅くなる場合、まずは通信事業者のトラブルや接続台数が多すぎるなどの理由を疑うでしょう。
しかし、ネットワークを利用するユーザーが肝とする通信速度は、LANケーブルの劣化が影響する場面もあります。

頻繁に回線が途切れる、通信速度が遅くなるといった症状が出ても原因が分からないときは、LANケーブルの状態や使用年数もチェックしてみてください。

コネクタに異常がなくても、ケーブルの内側にある導体が断線している可能性があります。
外側に亀裂や破れがみられないとしても、内側で複数本の導体が切れていれば、通信速度に影響を及ぼします。

ちなみに、LANケーブルの買い替えで規格が古い「CAT5」を選ぶと、本来の速度が発揮されないかもしれません。
「CAT5e」「CAT6」「CAT6A」「CAT7」「CAT8」といった規格なら、通信速度の維持や向上が期待できます。

また、ケーブルが長いほど断線のリスクも高まるので、屋内用でも適切な長さのものを選びましょう。

LANケーブルの正しい処分方法

LANケーブルは、可燃ごみではありません。処分するときには基本的に不燃ごみ扱いですが、長さによって取り扱いが異なります。

30cm以上の長さのものは、束ねるか切断すれば不燃ごみに出せることが多いようです。10mを超える長さで太いものの場合、粗大ごみへ分類されるケースも。

地域によって扱いが異なるので、自治体のごみ分別を必ず確認してください。

また、環境省が「使用済小型電子機器等の再資源化の促進に関する法律」を制定したため、多くの自治体が回収ボックスを設置して、LANケーブルも無料で回収しています。回収された有用金属はリサイクルされるので、環境保全の一環としておすすめです。

まとめ

LANケーブルの寿命は一概に言えないものの、法定耐用年数は18年です。
20~30年使えるという説もありますが、重要なのは破損する原因を回避して大切に扱うこと。
コネクタの爪が折れたり断線したりすると、通信速度が落ちてサイトの表示が遅い、動画が止まるなどストレスの原因になります。
LANケーブルの劣化や破損がある場合は、新しい規格を中心に買い替えを検討しましょう。

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