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電源のスイッチ交換はDIYできる?資格は必要?

私たちのライフラインの1つにもなっている照明は、電気スイッチによって点けたり消したりできます。
そのため、電気スイッチが故障してしまうと照明が点けられなくなるので、早急に修理をしなければなりません。

「交換なら誰でもできる」と思うかもしれませんが、電気に関する工事には資格が必要になることもあるので安易に手を出すのはNGです。
ここでは、交換でも資格が必要か、DIYはできるのかなど修理に関する情報を紹介していきます。

電源のスイッチ交換はDIYできる?資格は必要?

電気スイッチには種類がある

電気スイッチというと、1つのスイッチで「入・切」をするタイプがスタンダードですが、実はいくつかの種類があります。
種類によってはより便利に使えるものもあるので、どのような種類があるのかをチェックしておきましょう。

片切りスイッチ

多くの住宅で使われているのが、1つの回路で照明の「入・切」の操作ができる片切りスイッチです。
基本的には照明に使われますが、換気扇などでも使われていることがあります。
「オン・オフ」の方向が決まっているタイプやワイドタイプなど、デザインは豊富で、最近は「オン」にすると内蔵しているランプが光るパイロットスイッチも人気です。

ホタルスイッチ

スイッチにパイロットランプが内蔵されているのがホタルスイッチです。
パイロットスイッチにもランプが内蔵されていますが、ホタルスイッチはオフの状態でも光るので、暗くてもスイッチの場所がすぐに分かるというのが特徴です。

調光付きスイッチ

調光付きスイッチは、スイッチの部分にダイヤルやスライドつまみが搭載されているので、光量を自由に調節できます。
調光機能が付いていると光量を微調整できるため、用途や気分に合わせて光を調節できるのが魅力です。

タイマー付きスイッチ

このスイッチは、名前の通りセットした時間に照明を「オン・オフ」できる機能が搭載されています。
主に玄関や門灯などに使われるスイッチで、たとえば夕暮れの時間帯に自動的に「オン」にすることで防犯対策ができます。

電気スイッチの交換に資格は必要?

電気の配線工事に関しては、「第一種電気工事士」もしくは「第二種電気工事士」の資格を持っている人しか施工してはいけないということが法律で決められています。
つまり、上記の資格を持っていない人が電気スイッチの交換をした場合、違法行為になってしまうので注意してください。

少しややこしいのですが、スイッチの化粧カバーを変えるだけであれば、自分で交換をしても問題ありません。
しかし、カバーを外して配線をいじるという行為は資格が必要なので、必ず専門業者に工事を依頼してください。
「自宅で交換するのだからばれないだろう」と思うかもしれませんが、万が一火災などが起こると大変ですし、違法行為が発覚すれば罰則が課せられるので絶対に止めましょう。

電気スイッチの交換はDIYできる?

電気スイッチの交換は、カバーを取り替えるだけであれば自分でできます。
しかし、配線を伴う作業は第一種電気工事士・第二種電気工事士の資格を持っている人しかできないので、DIYはできません。
ただし、スイッチ本体を選ぶことはできるので、付けたいスイッチがある場合は業者に相談してみましょう。

電気スイッチの交換手順

電気スイッチの交換手順は、とてもシンプルです。

1.交換をしてもらう業者を決めて、工事を依頼する。
2.どのようなスイッチにするかを決める。
3.施工日を決定する。

交換手順はこれだけですが、依頼する際には業者選びと施工日に注意をしましょう。
まず業者選びに関しては、事前に複数の業者から見積りをもらい、料金や対応を比較してください。
また、作業員が資格を有しているか、アフターサポートがあるかなどもチェックして決めるのがベストです。

施工日に関しては、作業中はブレーカーを落とすため、他の家電や生活に支障が少ない日を選ぶことをおすすめします。

電気スイッチ交換の費用相場

電気スイッチを交換する場合、スイッチ本体の価格と作業代、出張費がかかるのが一般的です。
どのようなスイッチを付けるのか、何カ所に付けるのかによって費用は変わりますが、まずは相場を見ていきましょう。

項目 費用相場
スイッチ本体 ・スタンダードタイプ 500~1,100円

・蛍スイッチ 1,000~2,000円

・タイマー/調光機能付 5,000円~

作業代 ・取り替えのみ 3,000円~

・新規取り付け 8,000円~

・機能付スイッチの取り付け 15,000円~

出張費(※) 5,000円~

※業者によっては不要

このように、スイッチのタイプや作業内容で費用は異なるので、まずは複数の業者から見積りを取って、適切な価格を提示してくれるところを選びましょう。

電気スイッチの交換は必ずプロに依頼しよう

電気スイッチが故障したとしても、少し接触が悪くなっているだけかもしれません。
その程度であれば、自分で修理することも不可能ではありません。
しかし、ブレーカーを落とさず修理をしてしまうと、一歩間違えると感電の恐れもあるため危険です。

電気スイッチの交換は、たとえ自分でできそうであってもプロに任せた方が安心です。
当社でも電気スイッチの交換を行っているので、ぜひご利用ください。

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