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有線LANの配線工事は難しい?費用相場などもチェック!

無線LANはLANケーブルを使わないので、デバイスの移動が簡単でケーブルも邪魔になりません。
しかし、場所によってはWi-Fiの電波が届かなかったり、通信が不安定になったりすることもあるため、有線LANの設置を検討している方も多いのではないでしょうか。

ここでは、有線LANの配線工事に関して解説していくので、設置を検討されている方は参考にしてみてください。

有線LANの配線工事は難しい?費用相場などもチェック!

それぞれのLANにメリットとデメリットがある

「有線LANにしたいけど、工事をしてまでする必要があるのか」と悩んでいる方も多いかもしれません。
そこで、ここではそれぞれのLANの特徴やメリット・デメリットを紹介するので、これを踏まえたうえで必要性を検討してみましょう。

有線LANの特徴やメリット・デメリット

有線LANの特徴は、LANケーブルを使うということです。
ケーブルによってネットを繋ぐので、通信が安定することから動画配信サービスやオンラインゲームを快適に利用できます。

有線LANのメリット ・無線LANよりも通信環境が安定する

・通信速度が速い

・ケーブルで電波がダイレクトに繋ぐので第三者にアクセスされるリスクがない

有線LANのデメリット ・LANケーブルが邪魔になる

・LANケーブルの設置が複雑で難しい

・タブレットやモバイル端末には接続できない

無線LANの特徴やメリット・デメリット

無線LANというのは、電波でインターネットを利用できるというのが特徴となっています。
安定した通信が必要なパソコンやOA機器には向いていませんが、タブレットやスマホに使う分には無線LANで十分かもしれません。

無線LANのメリット ・LANケーブルがないので設置が簡単

・場所を選ばずネット回線を使える

・複数のデバイスを同時に接続できる

無線LANのデメリット ・有線LANよりも通信が不安定

・通信速度が遅い

・セキュリティー対策をしないと第三者に利用されるリスクが高くなる

有線LANの配線工事費用の相場について

有線LANの配線工事にかかる費用の相場は、50,000~100,000円となっています。
これだけの幅があるのは、配管の有無によって工法が変わるからです。

屋内にネット接続できる配線が設置されているのであれば、コンセントから空配管を活用してLANケーブルを引けるので、簡単にネットに繋げられます。
作業員も1人で十分なので、ケーブルや使用部品の数が少なければ35,000~40,000円、高くても50,000円程度が費用の相場となります。

一方、室内に配管が通っていない場合は、屋外や他の部屋からLANケーブルを延長して引かなくてはいけません。
延長分や作業員の増員、必要な部品が増えるなどの理由から80,000~100,000円が相場となるのです。

有線LANの工事で確認しておくべきこととは?

有線LANの工事を業者に依頼する場合、どのような工法にするかは業者が事前に調査をして決定します。
しかし、費用相場の項でもご説明しましたが、空配管の有無によって工法が変わるので、まずはご自身で空配管があるかどうかを確認しておくのがベストです。
事前に有無が分かっていれば、工法も決まるのでより正確な見積りをもらえます。

目視で確認する場合は、コンセントプレートがポイントになります。
ブランクチップや電話のジャックがついていたり、穴あきチップがあったりするのであれば空配管が設置されていると考えられます。
コンセントプレートに、電源やTVしかついていない場合は、残念ながら空配管がない可能性が高いです。

ただし、フリーボックスやマルチメディアボックスなどの情報分電盤があれば、こちらもチェックしてみてください。
ボックスを開けるとさまざまな配線が設置されていますが、その中に筒状のオレンジ色の管がある場合は、これが空配管となります。

どうしても分からない場合は、電気図の図面を専門業者に送ってチェックしてもらいましょう。

有線LANの設置はDIYできる?

有線LANの設置は、DIYでも可能です。
ただし、設置に関する専門的な知識や技術がなければ、壁の内側にLANケーブルを通すのは難しいので、きれいな見た目にするのは難しくなります。
また、1階にしかないLANケーブルを2階に引く場合は、階段や廊下にケーブルが通るので邪魔になることもあるでしょう。

屋外から室内に引かなければいけない場合は、高所での外作業が必要になるので危険も伴います。
室内の配線を増やす程度の作業であれば、一般の方でも手軽に有線LANを設置できますが、それ以外の環境で設置する場合は専門業者に依頼するのがベストです。

有線LANの設置は専門業者に依頼しよう!

有線LANの設置は、LANケーブルを延長するだけでできるので、DIYをするのは可能です。
しかし、屋外にケーブルを設置する場合は危険ですし、床に何本ものケーブルを放置していると、ケーブルが損傷したりつまずいたりすることもあります。

ケーブルが損傷すれば不具合が起こりますし、有線であっても通信が不安定になるので、結果的に業者に依頼することになるかもしれません。
安全かつ確実にインターネットを利用するためにも、LANコンセントの増設はプロに任せた方が安心です。
当社でもLANコンセントの増設を行っているので、設置を検討している方はぜひご利用ください。

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